2006年05月14日

これは一体何MECE?

 なるほど、「流れる」という関係の属性が「速さ」ですか。面白い考え方ですね。
また、mokurenさんが試してみた、実際に使われているMECEを「なぜこれはMECEになっているといえるのか」という視点で分析してみると、新しくMECEを作るときのヒントが見つかりそうです。
 そこで、私が仕事の中で使っていると思われるMECE的分解の中で、どういうMECEなのか良く分からないものがあるので、それを紐解くのを手伝ってもらえませんか?
問題のMECE的分解は、プログラムの仕組みを明確化するときの作業に使っています。
たとえば「伝票を顧客にFAX送信する」というような機能を実現するための仕組みを明確化するには、その機能を分解して、どんな処理をどのくらい作るかの見当をつけていきます。
機能分解する作業は、たとえば「伝票を顧客にFAX送信する」機能の場合、およそ以下のような手順でやっています。

(1)まず処理の入力と出力を確認します。
ここでは、入力は「伝票データ」、出力は「顧客にFAXを送る」です。

(2)次に入力から出力するまでに必要な処理を考えます。
「伝票データをFAX出力形式に変換する」
FAX送信は時間がかかるので、直接FAX送信はせずに
「FAX出力形式のデータを送信待ちボックスに入れる」
「送信待ちボックスの古いデータから順番に引き取って処理する」
「FAX出力形式のデータをFAX送信ソフトに渡す」
「FAX送信ソフトがFAXを送信し、結果を返す」
「送信が成功したら送信済みボックスに入れる」
「送信が失敗したらエラーボックスに入れる」

(3)上記の(2)で新たにデータを蓄積するための「送信待ちボックス」「送信済みボックス」「エラーボックス」が出てきたので、それぞれのデータを操作する機能が必要ないかを考えます。その機能とは「登録する機能」「参照する機能」「更新する機能」「削除する機能」で、これらをmokurenさんの記事と同じように2×2に分類するなら以下のようになるでしょうか。
・データの存在自体を変更する
 - 登録  「存在しない」を「存在する」に変更する。
 - 削除  「存在する」を「存在しない」に変更する。
・データの存在自体は変更しない
 - 参照  データの内容を変更しない。
 - 更新  データの内容を変更する。

(4)分解した結果、新たに登場して来た処理やデータについて、(1)や(2)や(3)を繰り返します。

(3)は類似しているものが並んでいるので、今までのMECEの考え方にはまりそうです。
(1)や(2)は一見すると類似しているものが並んでいるわけではありません。分解している本人が言うのも変ですが、一体どんなMECEで分解しているのでしょう?
ということで、mokurenさんアドバイスをよろしくお願いします。
posted by koppe at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 7.具体例からMECEを紐解く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17815773

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。