2006年05月31日

存在しない状態とは?

 「存在しない状態」をどのように認識するのでしょうか? 改めて考えてみると結構難しいですよね。もともと存在しないのであれば、そもそも存在しないと認識すらしないのではないのでしょうか?
 「存在しない」ということを認識する方法は大きく分けて次の2種類あると思われます。

1.「存在する状態」が予め認識されており、時間の経過の中で、それがなくなったときに「存在しない状態」であると認識される。

2.「存在するもの・こと」を分類や体系化することによりその分類や体系の中で「存在するもの・こと」が埋まらない領域を見つけたとき。

 まず1ですが、生後すぐの赤ちゃんは認識できないそうですが、生後数ヶ月か1年程度か忘れましたがそれくらいの期間で自然と認識できるようになるそうです。その意味では認知の基礎的能力であり、その認識をすること自体に思考をほとんど要しません。ただし、まったく同じではなく類似すると言う観点から考えると、今、存在しないという状態が、過去に経験した「存在するものが存在しなくなる」というものに関係付けられてはじめて認識されます。ここで思考が必要となってきます。
 次に2ですが、これは思考が必ず必要です。たとえば、すでにあるものやことが複数存在し、それを縦横の2つの分類軸の表で分類してみると、埋まらないセル(升目)が出てくる場合があります。そうすると、ここに何か存在するはずだけど、それが今存在しない、というような観点が出てきます。この分類軸を導き出すところに思考が必要となります。また、これは1とは逆に思考の簡略化ができます。それはすでに先人が考え出した分類軸を当てはめてみるという方法です。ロジカルシンキング系書物のMECE的分解の例などでよく紹介される「マーケティングの4P」とか「人・物・金・情報」などはそのような簡略系の一例といえるのではないでしょうか?
posted by mokuren at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 8.登録・更新・参照・削除 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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