2006年07月02日

分類軸と関係

 そう言われても、やはり分類は「関係」を表しているとしかいいようがないのですが。
 今回の例で、分類軸に該当するものは「官民」と社会への「出入」の二つですよね。この二つの2対言葉をよく考えてみてください。反対の関係になっていませんか。2対言葉は、これらの例に限らず一般的に、人間の持つ反対の関係の概念を言葉にしたものだと思います。
 したがって、「前後」は前後関係だし、「上下」は上下関係ですね。なぜこれが関係として成り立つかを聞かれると困りません? これらの2対言葉は人間の持つ反対の関係の基礎概念だからだと思います。ユークリッド幾何学にたとえて言うなら公理にあたると思います。
 ところが問題は「官民」など、「前後」や「上下」などと比べて普段あまり使われていない2対言葉はどうしても官民関係とはいいづらいですよね。これは、「前後」や「上下」が自然に与えられた人間の外界人間が認識するための基本的概念であるのにたいして、「官民」は人間がみずから作り出した概念、つまり、応用概念であるがゆえに関係とは言いづらいのではないかと想像しています。
 逆にその違いが単なる人間の言葉に発する習慣性の違いにしか過ぎないと割り切ってしまえば、すべての2対言葉は○○関係と言うことができます。反対関係のより具体化した関係を表しているといえます。

 「官民関係」「出入関係」「山海関係」・・・・・・

 普段、これらの2対言葉は関係をつけて一般的に表現されていないので、最初は違和感があるかもしれませんが「上下関係」や「前後関係」と同じように「反対関係」をより具体化したものであることは間違いありません。その意味で、4象限MECEでの分類軸は関係を表しているといいました。

 ちなみに、4象限MECEでの分類軸の基本の考え方は反対関係で分類することであり、それをより詳細化した2対言葉で分類軸をつくることがポイントになりますが、反対関係と言った瞬間、反対関係以外のものが存在するのではないかと閃きませんか?
 「反対」の反対は「同じ」ですよね。この「同じ」と言う概念をキーワードに××関係なる言葉を捜してみませんか? 面白いものが見つかるかもしれません。それが4象限MECEとは別の新たな認識方法を見つけ出す糸口になるかもしれません。
posted by mokuren at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/20172818

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。