2006年07月08日

お次は具体例

 なるほど、2対言葉の分類軸は分類されたもの同士が反対関係であることを示している、ということですね。それなら納得できます。
 ここまで「関係」と「分解」に関してかなり議論を重ねてきました。でも、「具体例」に関してはまだあまり議論していません。そこで、次回からは「具体例」をテーマにしてはどうかと思いますが、mokurenさん、いかがでしょう?
 
posted by mokuren at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

分類軸と関係

 そう言われても、やはり分類は「関係」を表しているとしかいいようがないのですが。
 今回の例で、分類軸に該当するものは「官民」と社会への「出入」の二つですよね。この二つの2対言葉をよく考えてみてください。反対の関係になっていませんか。2対言葉は、これらの例に限らず一般的に、人間の持つ反対の関係の概念を言葉にしたものだと思います。
 したがって、「前後」は前後関係だし、「上下」は上下関係ですね。なぜこれが関係として成り立つかを聞かれると困りません? これらの2対言葉は人間の持つ反対の関係の基礎概念だからだと思います。ユークリッド幾何学にたとえて言うなら公理にあたると思います。
 ところが問題は「官民」など、「前後」や「上下」などと比べて普段あまり使われていない2対言葉はどうしても官民関係とはいいづらいですよね。これは、「前後」や「上下」が自然に与えられた人間の外界人間が認識するための基本的概念であるのにたいして、「官民」は人間がみずから作り出した概念、つまり、応用概念であるがゆえに関係とは言いづらいのではないかと想像しています。
 逆にその違いが単なる人間の言葉に発する習慣性の違いにしか過ぎないと割り切ってしまえば、すべての2対言葉は○○関係と言うことができます。反対関係のより具体化した関係を表しているといえます。

 「官民関係」「出入関係」「山海関係」・・・・・・

 普段、これらの2対言葉は関係をつけて一般的に表現されていないので、最初は違和感があるかもしれませんが「上下関係」や「前後関係」と同じように「反対関係」をより具体化したものであることは間違いありません。その意味で、4象限MECEでの分類軸は関係を表しているといいました。

 ちなみに、4象限MECEでの分類軸の基本の考え方は反対関係で分類することであり、それをより詳細化した2対言葉で分類軸をつくることがポイントになりますが、反対関係と言った瞬間、反対関係以外のものが存在するのではないかと閃きませんか?
 「反対」の反対は「同じ」ですよね。この「同じ」と言う概念をキーワードに××関係なる言葉を捜してみませんか? 面白いものが見つかるかもしれません。それが4象限MECEとは別の新たな認識方法を見つけ出す糸口になるかもしれません。
posted by mokuren at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

「分類軸」は「関係」だといわれても。。。

mokurenさん、
 「この関係と分解を4象限MECEに当てはめて考えてみると非常にすっきりします。」と書かれていますが、全然すっきりしないのですが。
 なぜ「「関係」が「分類軸」で、「分解」が「分解要素」と対比づけることができるのです。」かが理解できません。

 確かに対談記事の中で、分類軸や4つめの問題を見つけ出すのには、関係を使っています。どのように関係を使ったかを整理してみます。
1.最初に、少子化で減るものとしてまず3つを挙げました。
shoushika4.JPG

2.次にその3つを2つと1つに分けるために、共通する観点を探しました。具体的には、それぞれで社会との間で流れているものという関係を書いてみると、お金の流れという共通点がでてきました。
shoushika4.JPG

3.それを流れの向きで2つに分類することで、2つと1つに分解できました。
shoushika4.JPG

4.さらに、流れが一方向のものと、双方向のものの共通点を見つけて分類することで4象限に分類できました。
shoushika4.JPG


 つまり、労働、税金、消費が個人と何かの間のどういう関係を表しているかを分解していって共通点を見つけ出し、2対言葉で分類したというならわかります。
 でも、その分類が「関係」だといわれると、何と何の関係なのやら、さっぱり理解できません。
 どういうことなのか、もう少し詳しく説明してもらえませんか?
posted by koppe at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

「4象限MECE」と「関係と分解」

 存在しないものを認識するための一手法としての4対言葉によるMECE的分解。そしてそのMECEでの4対言葉自体の定義の怪しさから4象限(田んぼ)MECEまで、ようやく話が一つにまとまりましたね。

 ・考えるべきものがあり分解する。
 ・分解しようとするが2〜3個ぐらいにしか分解できない。
  (それ以上できない、または表現を変えてすでにあげた分解要素と同じ内容のことを列挙するだけの状態になってしまう)
 ・分解軸を考える。
 ・????

 4象限MECEは上記の????の思考状態を脱出する方法でもあります。このとき2対言葉を利用するのです。

 ところで、この4象限MECEを考えるとき、面白いことに気づきませんか? それは、分解軸と分解要素がそこに存在することです。
 関係と分解についてこれまでいろいろ議論してきました。その一つの結論としてズームインやズームアウトというメトノミー(比喩)を持ち出したりもしました。しかし、今ひとつ定義された感じになっていなかったと思います。

 この関係と分解を4象限MECEに当てはめて考えてみると非常にすっきりします。「関係」が「分類軸」で、「分解」が「分解要素」と対比づけることができるのです。
 そうすると、関係と分解が表裏一体の概念であることが見えてきますね。分解されたものどうしの間には何らかの関係が存在する。言い換えれば、関係が存在するということは個別の要素が存在しえる。ということなのではないのでしょうか。

PS:koppeさん。4象限MECEで分解軸を見つけ出すとき、万能ではないのですが一つコツがあります。それが何か考えてみませんか?
posted by mokuren at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

対談:続・田んぼMECEの具体例

koppe :
先日は、田んぼMECEの作り方を4つ目のキーワードの「福祉」を見つけるところまでやったけど、まだ田んぼMECEは完成してないよね?
mokuren :
というと?
koppe :
社会へのお金の流入=税金と消費、個人へのお金の流出=労働と福祉、ということまでは分かったけど、まだ田んぼにはなってなくて、"日"を90度回転した状態だよね?
mokuren :
ああ、そういうことですか。まだ"田"の形になっていないと。
koppe :
そうです。次はこれを"日"→"田"にするんだよね?
mokuren :
そうです。
koppe :
「福祉」の見つけ方までは、今までやってきた方法でいいんでしょ?
つまり、まず3つ挙げる。
mokuren :
そうだね。
koppe :
それを2つと1つに分ける分類の軸を見つける。(流入と流出)
mokuren :
そこまでは、OKです。問題はこの次。
koppe :
足りない1つが何かを考える。(労働以外に流入するものは何か)
mokuren :
直感的に考えて足りない1つを見つけ出す。これはこれで、一つの方法だと思うよ。
koppe :
このあと、田んぼに分けるんでしょう?具体的には、流入と流出に分類されているもの1つづつで似たもの同士を集めて共通点を探す。
koppe :
とすると、考えられる組み合わせは、「税金ー労働」と「消費ー福祉」の組み合わせか、「税金ー福祉」と「労働ー消費」の組み合わせしかないから、このうち、どっちの組み合わせのほうがより共通性があるかといえば、後者のほう。
mokuren :
そうそう、いいところまできました。この「税金ー福祉」、「労働ー消費」を一般的な2対言葉で言い直してください。そうすると、新たな視点がみえてくると思うよ。
koppe :
「税金ー福祉」は国・自治体、「労働ー消費」は民間。
これで 田んぼMECEが完成?
mokuren :
おしいね。「国・自治体」と「民間」を一つの2対言葉でいえるとすっきりするよ。
mokuren :
それは、「官民」です。
mokuren :
最初に見つけた分類軸が「出入」であり、今回見つけた新たな分類軸が「官民」となります。これで、4象限(田んぼ)の分類軸となるべき2軸がそれぞれが2対言葉で2等分されたことになるでしょ。
mokuren :
3つを挙げたあと、4象限に分解するのに足りない4つめを直感的に見つけ出し、それから田んぼの分類軸を見つけ出す。これがひとつの方法。
でも、4つめが直感的に見つけ出せないときはどうするんだろうね??
koppe :
3つしか挙がっていない状態で、4つめを「?」としたまま考えるの?
mokuren :
そうです。
流入と流出とは別の分解軸ですでに見つけ出されてる問題点を2分割します。このときのポイントは、すでに見つけ出されている3つの問題点をA,B,Cとして、それが「A,B」と「C」に分けることができていたとすると、「A,C」と「B」または「B,.C」と「A」に分けることが可能な新たな分解軸を見つけることにあります。
koppe :
つまり、さっきの手順を田んぼMECEを作る手順の1つめのパターンとすると、2つめのパターンは、3つしか上がっていない状態で、4つめを「?」としたまま、2つめの分類軸を見つけてから、「?」が何かを見つける。ですか?
mokuren :
そうですね。
koppe :
ちょっとやってみます。
流入=「税金と消費」、流出=「労働」に分かれているわけだから、2つめの分類軸をみつけたいなら、「税金」と「消費」の違いはなにか?と考えればいいのかな?
mokuren :
そうそう、いい感じ。
koppe :
「税金」と「消費」の違いは「対価なし」と「対価あり」。「労働」は「対価あり」なので、「対価なし」の「流出」はなにかと考えればいいわけだ。で、「福祉」が見つかると。
mokuren :
それでよいと思うよ。
koppe :
「福祉」が見つかったら一応田んぼが完成するので、田んぼに当てはめてみてから、第二の軸を見直すと、「対価ありなし」より、「官民」のほうがよりフィットしていることがわかる。2つ目の軸が確定したので田んぼMECEが完成!
mokuren :
そういう考え方もOKじゃないかな。ようは考えやすいように考えることが第一優先だから。
mokuren :
でも、軸として有り無しが浮かんだ場合は、その時点でそれをできるだけ2対言葉に置き直すべきだと思うよ。
koppe :
その理由は?
mokuren :
有りと無しは「有り」と「それ以外」と同じことであり、「それ以外」が無限の範囲を言っている可能性が高いためです。これでは、「なし」=「それ以外」はなんでもありになってしまう可能性がある。
mokuren :
どちらも有限にするためには、極力、2対言葉で表現すべきだと思う。
koppe :
以前私が書いた記事で、「それとそれ以外」に分ける例で、「好き」と「好きでない」に分けて、「好きでない」を「嫌い」と「好きでも嫌いでもない」に分けたけど、それは軸としては不適当ということですね?
mokuren :
不適当とまでは言わないけど、そのような形で分解していくと、どこかで思考の行き詰まりが発生する可能性が高くなるんじゃないかな。
koppe :
うーん。感覚的には確かに好きでも嫌いでもないというゾーンが存在するけど、このゾーンの境界は、本人しか分かりませんね。
koppe :
ということは、分解の境界を他人と共有することができないということになる。軸を2対言葉にして、強制的にどちらかに倒すようにすれば、境界の位置のあいまい性は排除されるね。
mokuren :
そうですね。これで、4象限(田んぼ)MECEの考え方が理解できたでしょうか?
koppe :
分類軸を見つけ出すのがポイントだということは分かりました。それが見つかれば、別の問題を考えるとき、「出入」という観点ではどうなのか、「官民」という観点ではどうなのか、と応用することができそうですね。
mokuren :
そうだね。
ところで、この思考法をマスターするためには、2つのポイントがあります。
mokuren :
一つは、この思考手順があることを理解すること。
mokuren :
もう一つが、「流入・流出」、「官民」といった言われてみると当たり前の2対言葉がすらすらと出てくるように訓練もしく経験を積むことです。
mokuren :
最初はなかなか、2対言葉が浮かんでこないと思います。それを乗り越えるために必要なのは、この思考手順で新たな第4の何かを見つけることができるという信念を持つことかな。
koppe :
最後までがんばるには信念がいるってことね。絶対見つかるはずって確信を持っていないと、考えるのがしんどいので途中であきらめてしまうもんね。
koppe :
そういえば、父がよくいってました。ほとんどの人は、95%のところまで行っているのに、そこであきらめてしまうと。最後の5%を乗り越えるのに必要なのが信念なんでしょうね。
mokuren :
そうですね。これで、今回の対談は終わりましょうか?
koppe :
これから意識して練習してみます。mokuren先生(?)どうもありがとうございました。
posted by koppe at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

対談:田んぼMECEの具体例

koppe :
「2006年06月15日 2対言葉による二つの分解方法」で書いてある四象限のMECEの説明、具体例がないと良く分からないから、例を考えてみます、って言ったのはいいんだけど、田んぼMECE(四象限のMECEのことです)の具体例を考えるの難しいよ。
mokuren :
難しいね。がんばって!
koppe :
私は、普段田んぼMECEを使ってないからさっぱり浮かびません。
mokurenさんは田んぼMECEをヒアリングのときに使ってるんでしょ?
mokuren :
そうです。
koppe :
じゃあ、誰かに対するヒアリングでも、なんでもいいから思い出してよ。
mokuren :
そうきましたか。
では、何でもいいから問題点を三つあげてみて。たとえば、今社会問題となっている少子化問題についてでもいいから三つ挙げてみて。
koppe :
労働力が減る、税収が減る、消費がへる。
koppe :
少子化の対象となる人がすること。それが減る。と考えると
労働する。
税金を納める。
物を買う。
これが3つだとすれば、残りの一つは何?
mokuren :
この3つはそもそも何を分解したの?
koppe :
少子化で減ると困るもの。
mokuren :
そういうことですね。ここまできたら簡単だと思うよ。
労働する が流入。
税金を納める。物を買う。 が流出。
koppe :
どこからどこへの流れなの?社会から個人?
mokuren :
労働者の集団。
koppe :
??
mokuren :
労働する は流入というより、源泉かもしれない。
koppe :
個人と社会の間のお金の流れと考えると、
税金、消費は個人から社会へのお金の流入、
労働は社会から個人へのお金の流出。
mokuren :
そうですね。
koppe :
社会へのお金の流入が二つ、個人へのお金の流出が一つ、流出が1つたりないよ?
mokuren :
そうでしょう?この足りないことに気づくことが第一のポイントです。
そして、それが何であるかを考え付くことが第二のポイントです。
では、ヒントを言いましょう。
個人へのお金の流出は労働だけですか?
koppe :
福祉は流出?
mokuren :
そうです。
koppe :
お、4つになった。「少子化で減ると困るもの」から「福祉」というキーワードはでてこないね!
mokuren :
そうでしょ?
mokuren :
労働で源泉を作って経済というお金の循環を作っていた社会から、福祉という源泉で経済というお金の循環ができる社会に変わってくる。
労働での源泉でもっとも減りつつあるのが工事、建設。
福祉という源泉でもっとも増えつつあるのが、ケアxxとか、xx手当。
mokuren :
これで、田んぼMECEの考え方を少しは理解してもらえました?
koppe :
なんとなく分かったような気になってきた。前回の2006年06月15日の「2対言葉による二つの分解方法」での説明よりは数段理解できてきたと思います。
posted by koppe at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

2対言葉による二つの分解方法

 2対言葉で分解する場合は、それはそれで終わりとする必要があると思います。それで終わりにしないと、再現のない分解が始まるからです。
 たとえば「前後」で分解するとします。これにたいして「前」でもない「後」でもないものは何と考えるとそれは「中」になります。そして、さらにそれら3つでないものを考えると前と中の間の「前中」になりますし、後と中の間の「後中」になります。さらにそれら5つのものでないものを考えると・・・・・、際限がなくなりますよね。

 それ以上に分解したい場合は2対言葉で分解された2つの物事を、それぞれ異なる視点での2対言葉でさらに分解する方法(aパターンとする)、たとえば次のような分解と、

企業
 実体あり
  人
  物
 実体なし
  金
  情報

 今から述べる方法(bパターンとする)の2つがあると思います。

 まず、前回、私が述べた、「それとそれ以外」の分解を行い3つの要素に分けます。このとき2対言葉での分解は行いません。直感的に3つに分けます。何でもいいからまず強引に3つに分解するのです。これをA、B、Cとします。そして、それらを2つに分けます。すると、1つと2つに分かれますね。すると今、

 1. A,B   C

 2. A     B,C

のような分かれ方をしたと思います。これを次のように書き直してみます(1.の場合を例にします)。

    ―――――――――
    | A   B
    | C   ?

 すると、面白いことに気づきませんか? 「?」の部分が見えてきました。そして、下図のM,L、X,Y、が何かを考えてみるのです。このとき、X,YとM,Lは2対言葉で分解で考えます。
 たとえば、Xが「前」ならYは「後」、Mが「内」であればLは「外」というように必ず2対言葉で定義します。
 そして、それを考え付くことができれば、「?」が何なのかが見えてきませんか?

      X   Y
    ―――――――――
   M| A   B
   L| C   ?

 このように考えると、今まで存在していることが分からなかった「?」の存在を見つけることができるのではないのでしょうか?
 ポイントはこの「?」を見つける過程において、2対言葉という人類が言葉として蓄積した膨大な基本的認知の概念そのものを利用するということにあります。
posted by mokuren at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月11日

4対言葉の分解の具体例

mokurenさんが書いている分解方法は、たとえばこういうことでしょうか。

 まず「それ」が「前」だった場合の例。
「前」の「それ以外」は、「前でない」になります。「前でない」を別の言葉に言い換えると、「後」ですね。「前」と「後」は反対語ですから、これで分解は完了です。

 次に、「それ」が「好き」だった場合の例。
「好き」の「それ以外」は「好きでない」になります。「好きでない」を別の言葉に言い換えると、「嫌い」が浮かびますが、「嫌い」と「好きでない」が同値かというと、そうではない。そこで、「好きでない」を「好き」の反対語である「嫌い」と「嫌いでない」に分解する。「好きでない」のうちの「嫌いでない」を別の言葉に置き換えると「好きでも嫌いでもない」になります。
これで「好き」と「嫌い」と「好きでも嫌いでもない」の3つに分解できました。

mokurenさん、この理解であってますか?

posted by koppe at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第1公理は2対言葉

 MECE的分解でよく使われる4対言葉による分解も、今まであげてきた例でおわかりいただけたと思いますが、単純にそれに当てはめて分解するだけではどうも心もとない感じがします。4対言葉自体の分解方法に怪しさがあるからです。
 So why、So Whatで分解結果の確かさらしさを検証することはできても、そもそもどのように分解してよいのか分からない。そこで、既知の4対言葉などで分解してみる。でもそれは所詮人の考えの借り物、自分自身の考えで分解したわけではない。
 この感覚がMECE的分解に怪しさを感じる一番大きな理由なのではないのでしょうか?

 そこで、以前、言いかけてやめてしまった2対言葉での分解をもう一度ここで持ち出してみましょう。この2対言葉による分解は、分解におけるもっとも基本的な公理となるものです。
 「前後」、「上下」、「内外」・・・・など、人間が自身の外界の状況を区別して理解するためのもっとも基本となる言葉の蓄積です。歴史が言葉の蓄積を通じて証明してくれています。数学ほど厳密に定義はできませんが、これを分解の第一公理と呼ぶことにします。


 まず、「それとそれ以外」で分解します。これは、比較的簡単にできると思います。とりあえずある物事の部分として思いついたものを「それ」として言葉にすればよいのですから。それから、「それ以外」を具体的に言葉にします。このとき、言葉にした「それ」と「それ以外」が2対言葉の関係に該当するか検証します。
 もし、2対言葉の概念にきっちり「それ」と「それ以外」が納まっているのであればこれで終わりです。さらに詳細化したければ、今あげた「それ」と「それ以外」をある物事として、同様に分解をしていけばよいのです。

 問題は「それ」と「それ以外」が2対言葉の関係に納まらなかった場合です。この場合は、「それ以外」をさらに「それ」とそれ以外に分解します。分解の手法は同様です。「それ」をまずあげます。すると当然、「それ以外」が起こります。ただし、この手法であげた3つの分解要素は重複しないことが条件となります。

 と書きましたが、ここで問題となるのが「重複」です。そもそも、MECEの目的は「モレなし、ダブリなし」なのではなかったのでしょか? 簡単に重複が分かるのであれば、わざわざMECEなどという思考法を構築する必要はありませんね。

 次回はこの点を掘り下げてみたいと思います。 
posted by mokuren at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 9.4象限MECEの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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